偶然、下記のページを見つけた。
[切る、切れるということ:圧力と摩擦について: ぶつぶつ物理](http://luna-physics.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-8fdd.html)
先日ブログに書いたように「摩擦の話」という本を読んでからすっかり私は摩擦に強い関心を引き寄せされれている。
この本を通して...
摩擦計算は、大きく2つの項により構成されることがわかった。
- 凝着
- 凹凸
である。
摩擦に大きく4つあり
- 固体摩擦
- 境界摩擦
- 流体摩擦
- 転がり摩擦
がある。
そして、「摩耗を伴わない摩擦は無い」。
というところまで、私の頭の理解は進んだ。
さてさて、
今回見つけた上記の記事は、つまり切断という減少も摩擦...とどの詰まり凝着によって起こっていることが示されている。
(ここで対象てしていないであろうノコギリは、むしろ凹凸の項の値を引き上げているのだろうかと推察した)
摩擦が起これば、局所的、瞬間的には数百度数千度の温度上昇が推察されるというのは、摩擦の話にも書いてあった話で、摩擦界隈ではもはや常識なのかもしれないが、驚く話である。しかしながら、同時に納得する話でもある。
ロープを構成する撚糸、そしてそれにより構成されるストランド、それらは摩擦によって引張強度を発揮している。
そしてロープが弱いとされる切断...これも摩擦によるものだった。
でもこれで、なぜナイフエッジでロープが切れるのかという話にも合点がいく。
刃物とはなにか?というところまで推察が及ぶ。
ロープ技術を理解していくには、やはり「摩擦の話」が欠かせないと思いを新たにしました。
Posted by norimitsu.i at 8:46 日時 2021/03/24
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